最近、仕事やプライベートで忙しく過ごす女性に増えている冷え。
それは「ストレス冷え」です。
ストレスは心の問題。なのに体が冷えるの?と疑問に思うでしょうが、
ストレスによって心が冷えると体も冷えることはあるんです!
ストレスがかかると交感神経が優位になっています。
交感神経は体を活発にする神経なので、脈拍が速くなったり、血圧が上がったり、腸の動きは抑制されてしまいます。
一見、体が温まるように思えますが、血の巡りが悪くなってしまうので、冷えが起こってしまうんです。
家事に育児に仕事と、頑張っているからこそストレスはかかってしまうものです。 ですが、それで体を壊してしまっては元も子もありません。
「ちょっと最近無理をしすぎたかも・・・」というときは、立ち止まってあなたの心と体をいたわるようにしてください。
速くなった呼吸を深呼吸で深くゆっくりにさせる。
固くなった筋肉を緩めるようにストレッチをする。
腸に優しい消化吸収しやすい食事をする。
などなど、そんなことを意識してやってみてください。
ストレス状態が緩和されるので、血の巡りがよくなりますよ。
血の巡りが良くなれば、冷えの改善も期待できるようになります。
特に夜眠る前にやれば、ぐっすりと眠れるようになるはずです。
そもそも、女性は男性より冷えに悩まされるケースが多いんです。
女性は、男性に比べて筋肉がつきにくく、脂肪がつきやすい特徴があります。
筋肉は、体の熱をつくったり、その熱を血液に乗せて運ぶ役割があります。
その筋肉量が少ない女性の体は冷えやすいということ。
ときどき、「これは遺伝だから」と諦めてしまっている方がいます。
冷え性に限らず、「遺伝だから」と仕方がないと思われてるもののうち、
本当に遺伝が原因なのは3割くらいなんです。
残りの7割は環境や習慣でどうにでもなってしまうものばかりなんです。
「遺伝だから仕方がない」「諦めるしかない」と思うのは、とてももったいないです。
これからあなたの意識次第で改善できることはたくさんありますよ。
「私は冷え性じゃないからそんなの平気」と安心している女性もいらっしゃいます。
しかし、そう思われているあなたは本当に冷え性ではないのでしょうか?
あなた自身は気づいていなくても、体が密かに冷えている。
そんな「隠れ冷え性」を放っていてはいけません!
不眠だけでなく、さまざまな不調の原因にもなってしまう「隠れ冷え性」は改善すべき冷えの仲間。
けど、「自分が本当に冷え性かどうかなんてわからない」という方のために、簡単なチェック項目をご用意しました。
●夏は素足にサンダルやミュールばかり履いている
●オフィスや部屋は冷房が強くて寒い
●運動習慣がない
●毎日シャワーで済ませている
●清涼飲料水やコーヒーが好き
心当たりがあるようなら、「隠れ冷え」している可能性があります。
冷えを助長するような生活習慣を続けた結果、いつのまにか体に冷えが蓄積してしまっていることがあります。
他にも、簡単に「隠れ冷え」かどうかチェックする方法があります。
それは「自分のお腹を触ってみる」という方法。
もしお腹を触って「冷たい」と感じるようなら、ショウガや発酵食品を摂ったり、甘いものを控えたり、シャワーだけでなく湯船につかるなど。
冷えを撃退する習慣を取り入れてみてくださいね。
さらに冷たいものばかり飲まないというのも大切です。
夏は「暑いからと」氷たっぷりの飲み物ばかり飲んでいませんか?
冬は暖房が効いた部屋で冷たい炭酸やジュースを飲んでいませんか?
冷たいものばかり飲んでいると、当然体は冷えてしまいますね。
夏場でも常温以下はなるべく避けるようにして、ときには温かいものを飲むようにしましょう。
以前ご紹介した「3首をあたためる」というのも簡単にできる冷え対策です。
ストールや長袖、靴下や膝掛けなどで首・手首・足首を暖めてくださいね。
隠れ冷えに気づかずに慢性化すると、便秘やむくみ、胃腸の不調など、体のトラブルにつながってしまいます。
冷えは「未病」という、病気の言うほどではないけれど、病気に向かいつつある状態です。
冷えに悩んでいる方、冷え性ではないと思われている方、セルフチェックをしてしっかり対策をしてきましょうね。
P.S. 今日のできごと
なんだか異様に飼い猫に甘えられます。
歩く度に「待ってー!」「どこ行くのー!」と言わんばかりについてきます。
そして立ち止まるとお腹をゴロンと見せて「なでて?」という顔で見てきます。
なんて可愛い(〃▽〃)ポッ
もしかして、普段そんなにかまっていないのか・・・(・ω・`;)
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