ダイエットしたいなら血糖値を上げるな -危険な食べ物編-

昨日の記事で「血糖値を上げると体の脂肪が増える」と話しましたね。

いつもの食事でも少し工夫するだけで血糖値は上がりにくくなります。

それで肥満を予防・ダイエットができるのですが、
絶対に口にしてほしくない危険な食べ物があります。

それは清涼飲料水スイーツやお菓子果物です

これらはダイエットしたいなら血糖値を上げるな -食事-で紹介した3つの工夫ではどうにもなりません。

危険であることを知らずに食べ続けていると、美容どころか健康さえも壊すことに。

今から未来の美容・健康を壊さないためにもぜひ読んでください。

清涼飲料水は悪魔の飲み物

あなたは清涼飲料水をどのくらいの頻度で飲んでいますか?

私はここ1年ほどはほとんど口にしていません。
っというか、口にできなくなりました。

それは清涼飲料水が危険なものだってわかったから。

 

「血糖値が上がると脂肪に変わる」
そう話しましたよね?

清涼飲料水にはかなりの砂糖が溶けています。

たとえばコカ・コーラでは、350ml缶に10個分、500mlのペットボトルに16.5個分、1000mlに28個分の角砂糖が溶けています。

コカ・コーラだけじゃないですよ?
缶コーヒーとかスポーツドリンク、ジュースとかの甘い飲み物には大量の砂糖が溶けてるんですよ。

これだけ砂糖がたくさん溶けている飲料を一気に体に入れてしまえば、血糖値は急激に上昇します。

その血糖値を下げるためにインスリンもたくさん出さなければいけません。

血糖値を上げれば太ります。インスリンをたくさん使うと、将来病気にかかりリスクが高まります。

運動をしているからといって、スポーツドリンクを多飲してはいけません。

まだインスリンがたくさん出るはずの子どもでさえ、スポーツドリンクを多飲した結果、糖尿病にかかったケースもあります。

運動時ならまだしも、日常生活でも飲み続けるのはやめましょうね。

 

砂糖が大量に溶けてるだけではありません。

清涼飲料水はご飯やパンと違い、『消化・分解』の過程が必要ないんです。

ご飯やパンを食べたとき、食べ物を消化し、分解しなくてはいけないので、ちょっと工夫するだけで血糖値の上昇を抑えることができます。

ですが液体になっていると、消化と分解の必要がほとんどないので、ブドウ糖がダイレクトに吸収されます。

そのため血糖値が上がりやすくなるんです。

 

なぜこれだけの砂糖が溶けているのか。

それはもちろん『美味しいから』。

高校生のとき、実験で炭酸飲料をつくったのですが、コップ一杯の炭酸に対しガムシロップを一つだけ入れました。

まったく美味しくなかった……。

普段から甘い清涼飲料水になれていたせいもあり、ガムシロ一つだけでは満足できませんでした。

ある男子生徒はガムシロを5、6個入れていました。それでやっと飲めるくらいになったんです。

清涼飲料水は私たちの体に百害あっても一利はありません。

毎日飲んでいるのなら、すぐに減らしていきましょう。

のどが渇いたら水やお茶、砂糖を入れないコーヒーや紅茶などを飲みましょうね。

スイーツ・お菓子も危険

女性が大好きなスイーツやお菓子。

あれも太ります。

理由はわかりますよね?

原料は小麦や砂糖などの糖質がほとんどです。

血糖値を上げるものしか使っていません。

それを毎日。ひどい人は毎食「食後のデザート」「がんばったご褒美」として食べています。

夜のデザートなんてもってのほか。

「デザートやお菓子を我慢せずに痩せたい!」なんて言ってる人は絶対に痩せません。

まったく食べないのは難しいですが、今よりも量や回数を減らさないとダイエットなんてできないです。

私もかなり減りました。
(最近は食べたい欲求もでなくなるほどになりましたけど)

 

「それでも我慢できない」という人は間食に何を食べるかに気をつけましょう。

おすすめなのは次の3つです。

間食におすすめ
・カカオ含有量70%以上のチョコレート
・チーズ
・ナッツ類

カカオ含有量70%以上のチョコレート

チョコレートは昔から健康にいい食品だといわれています。

長寿の方でも毎日チョコレートを食べていた人も多いんだとか。

チョコレートの原料であるカカオはポリフェノールが豊富です。

最近ではよくメディアでも取り上げていますね。

とくにカカオ含有量70%以上のチョコはおすすめです。

普通のチョコだと砂糖がたくさん含まれているので、肥満の元になります。

私も口寂しいときはよく食べています。

 

カカオが70%以上でも食べる量には注意。

板チョコでいえば5カケラが1日分です。

食べ過ぎには注意してくださいね。

チーズ

チーズには糖質がほとんど含まれていないので、血糖値を上げる心配がありません。

さらに良質なたんぱく質もとれちゃいます。

 

チーズにはプロセスチーズとナチュラルチーズがあります。

乳化剤を使って固められたのがプロセスチーズ、加熱処理をしていないのがナチュラルチーズです。

これはまあ好みですね。

チーズには甘く味付けされたものもあるので、そういうのは避けましょう。

小腹が空いたとき、チーズを食べてみてはいかがでしょう?

ナッツ類

ナッツがここ最近熱いですね。

くるみやアーモンド、ピスタチオなどのナッツ類にはビタミン・ミネラル・食物繊維・不飽和脂肪酸など、体に嬉しい成分がつまっています。

それにコンビニでも手軽に買えて、チョコやチーズに比べて気温に注意する必要がありません。

買ったその日に消費することも、冷蔵庫に入れておく必要もないので、会社のデスクの引き出しに常備することができます。

塩分量だけ気をつけてほしいですが。

果物はダイエットに向いてない

ダイエット女子が必ず食べるのが果物。

ビタミンやミネラルがとれるし、お菓子を食べるよりもヘルシー。

そんなイメージですよね。

朝食に果物と野菜たっぷりのスムージーであったり、絞りたてのフレッシュジュース。

はっきりいいます。

『果物はダイエットに向きません』

むしろ果物は太る食べ物なんです。

 

果物にはビタミンやミネラルが豊富なので、体に良いと言われています。

それは本当です。

ですが、ダイエットのために普段の食事を果物に置き換えるのはやめてください。

痩せませんから。

 

理由は果物に含まれる糖質です。

ご飯やパン、麺類など含まれる糖質は「ブドウ糖」です。

果物に含まれる糖質は「果糖」という別の糖質なんです。

ブドウ糖は私たちのエネルギーとなってくれるのでが、果糖はエネルギー源ではなく、すぐに脂肪に変わります。

果糖は太りやすい糖なんです。

 

朝の胃や腸が空っぽの状態でたくさんの果物を使ったスムージーやジュースをごくごく。

これはとても恐ろしいことです…

液体にして糖が吸収されやすくなり、初っぱなに糖質を体に入れているので、「どうぞ太ってください」といっているようなもの。

どうしても果物が食べたいのなら朝食に少しだけ、ゆっくり噛んで食べるのがいいですよ。

 

 

清涼飲料水、スイーツやお菓子、果物。

この3つは今すぐに控えてください。
(清涼飲料水に関しては飲まないでほしいのが本音です)

太る原因を減らしていけば、「ダイエットが成功する」可能性はグーン!とあがります。

まずは少しずつ減らしていって慣れていきましょうね。

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