大学の講義で「若さって関係ないんだ」と思い知らされた

小さな子供やキャピキャピしてる高校生をみると、「若いな〜」ってしみじみ思います。

あ、わたしもまだまだ若いつもりですよ?

 

若いといえば、わたしがダイエットやスキンケアで気をつけてることがあります。それは健康でいられるかどうか。健康 大事ですからね。

 

でも、健康って10代とか20代の若い世代だと「まだ自分は関係ない!」って気にかけないですよね?

そんなわけないから!

健康は年齢に一切関係ないんですよ。

なぜかって?
そういう出来事をわたしが身をもって体験したからです。

今日はそんなお話です。

大学の講義で思い知らされた 

栄養学の大学に通っていたのですが、講義で自分の血糖値を測ったんですよ。

テキトーじゃなくて、ちゃんとした検査内容です。
それが「75gブドウ糖負荷試験」というもの。

 

かんたんにいえば砂糖(厳密にいうとブドウ糖)が溶けた水を飲んで、血糖値がちゃんと下がるかをみる検査ですね。

飲んでから30分後、60分後、2時間後の3回、チクッと針を刺して、血糖値を測定します。意外と痛みはなかったですね。

 

1回目(30分後)の測定「ふむふむ……高い」
2回目(60分後)の測定「……まぁまだ1時間あるし」
3回目(2時間後)の測定「下がらん!?」

 

まさかの血糖値が160からほとんど下がらなかったんです。

どのくらいヤバいかというと、2時間後の数値が200を超えると『糖尿病』の可能性があると診断されます。

 

160は糖尿病予備群。
片足を突っ込んでたんですよ。

 

「まだ20代なのに……」

若いときは血糖値を下げるインスリンというホルモンがまだたくさん出るので、血糖値は下がりやすいはずなんです。

それは講義の先生も予想してました。

 

でも、講義を受けてた半数以上の学生に血糖値の異常があったんです。

「若いのになんで!?」もう頭の中は大パニック。先生も結果に驚いていました。

ここで若いから大丈夫伝説が崩れ去りました。

原因は食事だった

このままでは糖尿病まっしぐらなので、原因を探しました。

血糖値を上げるのはご飯やパンといった炭水化物、お菓子やスイーツ、清涼飲料水の砂糖です。

 

で、わたしは朝食にパン1枚とご飯を1杯食べてました。朝はたくさん食べないと、元気がでないので。

パンにはジャムやチョコの甘いもの塗ってるし、紅茶も砂糖とミルクをたっぷり入れて毎日飲んでました。

 

「いや、原因これだよね?」

 

次の日からパンかご飯どちらかだけ。紅茶の砂糖どんどん減らしていって、今ではストレートティーを飲めるようになりました。

食事の量を減らすってはじめは辛かったんですけど、慣れたら平気ですね。ご飯かパンを減らす代わりに、卵をプラスしたり、野菜を入れたりしたらお腹は膨れますし。

またもや血糖値の測定

朝食を改善してから1、2ヶ月くらいでしたかね?また血糖値を測定する講義がありました。

測定方法は以前と同じ。甘い水を飲んで2時間後まで3回測定です。

 

細かい数字は覚えてないのですが、2時間後の数値が160から、ガクッと下がってたんです!

もう気分はやったー!!!でしたね。

糖尿病がどれだけ危険か、辛いか講義でかなり教わりましたから。

 

わたしと同じように前の講義で危ないと感じたのか、何人かの学生も食事改善をしていましたね。食事を気をつけるだけでこんなに変わるのかと驚きました。

この講義で健康って大事だと身をもって思い知らされました…。

「若いから大丈夫」は迷信

若い世代が健康を気にしないのは「若いんだから大丈夫」という謎の自信です。

たしかに、10代20代と40代50代を比べたら、若い方が体の機能は元気です。

 

でも「若さ」にかまけて食事は好きなものばかり、夜更かしを続けて遊びまくる。

そんな生活をしたらダメージは少しづつ体に蓄積していきます。

 

わたしはたまたま講義で自分の体の現状を知れたから、食事を改善しようと思いました。それがなかったら、体に負担のかかる食事を続けたでしょう。

 

わたしが健康であることを大前提にしているのは、将来のためです。

40代50代を迎えたとき、いまの20代から続けてきた生活の結果が出ます。

 

毎日お菓子やスイーツを食べ続けたら?毎日怠けて、体を動かす習慣をつけなかったら?夜更かしを続けて、睡眠をないがしろにしていたら?

泣きを見るのは取り返しのつかない事態になったときです。

いまの生活を改めれば40代50代になっても若々しく、キレイをキープしてます。

 

そんな女性にわたしはなりたいので、今日も精進していきます。

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