だんだん涼しくなってきましたね^ ^
このまえ買い物に行ったら、栗やお芋系のお菓子がでていて「秋になってきたんだな~」としみじみ感じました。
じつは最近困ったことがありまして。
食欲が増しているんです。
お菓子とかアイスとか、以前は食べなくても平気くらいになっていたんですよ。
でも、なぜか我慢ができなくなってきたんです。
ダイエットできてきて気が緩んだのかな?とも思いました。
まだリバウンドしたくらいまではいってないのですが、このまま原因と対策をしないままでは危ないと危機感を感じてます。
で、調べみました。
どうやら睡眠不足が原因かもしれません。
「ダイエットのためにジムに通っている」「食事を制限している」
なのになかなか痩せない。
こんな悩みを抱えているのなら、睡眠を見つめ直すと良いかもしれませんよ。
睡眠不足と肥満の関係は、すでに科学的にも証明されていますからね。
●食欲が止まらないのは寝不足のせい
私たちの食欲は脳によってコントロールされています。
空腹をコントロールする『摂食中枢』
満腹をコントロールする『満腹中枢』
この2つで構成されています。
摂食中枢が働くと、グレリンというホルモンが分泌され、「もっと食べたい!」となります。
満腹中枢が働くと、レプチンというホルモンが分泌されて、「もうお腹いっぱい」となります。
つまり、グレリンが増えると食欲が増す。レプチンが増えると食欲が低下する。
こうなります。
寝不足と食欲に関係があるって考えたことありますか?
実際に、アメリカの大学で睡眠時間が8時間のグループと、睡眠時間が5時間のグループのグレリンとレプチンを比較した研究がありました。
睡眠時間が5時間のグループは食欲が増すグレリンが14.9%も増え、食欲を抑えるレプチンは15.5%も減っていました。
睡眠時間が少ないと、食欲が抑えられないということです。
睡眠時間は十分に取れていると思いますか?
睡眠不足の状態はしっかり眠ったときに比べて食欲が25%もアップすると言われています。
眠っていないだけで、体が勝手に「おかわり」を求めるってちょっと怖いですね。
●寝不足だと糖質がほしくなる
寝不足は食欲がアップするだけではありません。
体が糖質をほしがるんです。
夜遅くまで起きてるとき、スナック菓子やスイーツを食べたくなりませんか?
寝不足の時に限ってラーメンや焼き肉といった、コッテリしたものが食べたくなりませんか?
それは気のせいでも、あなた自身の意志が弱いわけではありません。
ジャンクフードや糖質が多いものが食べたくなる原因も寝不足なんです!
これもアメリカの大学で行なわれた研究ですが、8時間眠ったグループと、徹夜をしたグループで、どんな食事を選ぶか比較しました。
すると、徹夜をしたグループは高カロリーな食べ物を選ぶ傾向にあったんです。
別の大学でも同様に研究が行なわれましたが、同じように寝不足のグループは、ヘルシーな食事より、ジャンクフードに対して脳が活発な反応を見せました。
寝不足だと糖質に対する欲求が強くなり、ホルモンの影響もプラスして、
「食べずにはいられない!」状態がつくられます。
さらに寝不足だと正常な判断ができませんね。
ふだんなら食べないものでも「まあいっか!」となってしまいます。
さらにさらに、寝不足はストレス反応も出やすくなります。
ストレスのせいで暴飲暴食を繰り返すことも。
プラス、体が寝不足な状態だと活動量も落ちます。
エネルギーが燃焼できなくなり、余ったエネルギーをどんどん脂肪に変えて蓄えてしまうんです。
これが日々重なることで、ぜい肉が積重なっていくんですよ?
●食欲25%をカロリーに換算してみた
寝不足だと食欲が25%もアップする。
でもこれってどのくらいの食事量なのかわかりにくいですよね。
なのでわかりやすいようにカロリーに換算してみました!
個人差はありますけど、食欲が25%もアップすると、1日で350~500kcalいつもより多く摂取してることになります。
だいたいご飯を2杯分プラスしてるんですよ。
そう考えると、今より運動や食事制限をがんばるより、睡眠を見直す方が早いかもしれませんね。
寝不足は食欲をアップさせるだけでなく、太る原因である糖質を欲しがらせ、エネルギーの燃焼も低下させます。
がんばっても痩せないから諦める。
次々と新しい方法を試してみる。
それならいっそ、睡眠を見直してみたらいかがでしょうか?
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