ストレスで10キロ太った私と、10キロ痩せた友人

こんにちは。

 

今日はわたしの昔話をさせてください。

 

 

 

20歳のころ、

体重は60キロを超え、体脂肪も30%のおデブでした。

 

 

20歳といえば成人式ですね。

 

振袖の前撮りは忘れたい記憶です…(笑)

 

 

式にも同窓会にももちろん参加しました。

 

まぁわかってはいましたけど、

久しぶりに会った同級生の1人に、

「ミヨちゃん、なんか…丸くなったね!」

と、遠回しに太ったよね?発言。

 

えぇ、えぇ、わかってましたとも。

当時より10キロは確実に増えてましたとも。

顔はパンパンのまん丸でしたよ。

 

 

 

その同窓会には当時仲の良かった友人もいました。

仮にMと呼びますね。

 

 

Mはわたしとは反対に、当時より10キロも痩せていました。

とは言っても、当時も痩せてたんですけど。

 

 

周囲の女性陣は口を揃えて

「いいなぁー!」「羨ましい!」

とMのことを褒めてましたね。

 

 

 

わたしが10キロ太ったのも、

Mが10キロ痩せたのも、

ストレスが原因です。

 

はじめに言っておきますが、

ストレスで太るのも痩せるのも良いことではないです。

 

 

仕事、人間関係、ダイエット、寒さ、暑さなどなど。

わたしたちは常にストレスに晒されています。

 

 

ストレスを受けると、コルチゾールというホルモンが増えるんですよ。

 

 

これが厄介で、

コルチゾールには脂肪だけでなく、筋肉も分解させる作用があるんです。

 

 

なぜ脂肪や筋肉を分解させる必要があるのか?

 

ストレスを感じた時、私たちは交感神経という

身体を戦闘態勢にさせる方に傾きます。

 

いつもより筋肉や脳にエネルギー(グルコース)が必要になるんですよ。

 

 

筋肉を分解してアミノ酸に、

脂肪を分解して脂肪酸とグリセロールにして

グルコースを作り出すんです。

 

 

ストレスで痩せる人は、

交感神経が常に働いて、

副交感神経は抑制されてます。

 

この時、胃や腸はお休み状態。

食べ物を消化する力が弱いんですよ。

 

 

で、食べないのは身体に悪いからと無理して食べても、

うまく消化はできないから、気持ち悪くなって

余計に食べたくなくなる。

 

それが続くことで痩せてしまいます。

 

 

 

太る人はなぜかというと、

先ほどと同じように、筋肉や脂肪を分解するのは同じです。

 

 

ただ、その後が違ってきます。

 

 

失われたエネルギーを取り戻すために、

イライラを抑えるために、

気持ちを落ち着かせるために、

自然と糖質、とくに甘いものを欲するんです。

 

 

甘さって無条件で脳が喜びを感じるんですよ。

 

ドーパミンやセロトニンという

幸福を感じさせるホルモンが出てくるので、

気持ちが落ち着けるんです。

 

 

さらに厄介なのが、

脳がそれを覚えてしまうこと。

 

 

ストレスでイライラする

甘いものを食べる

幸福ホルモンが出る

落ち着く

 

 

これを繰り返すと、

『ストレスを感じたら甘いものを食べる』

と脳にインプットされてしまうので、

つい甘いものを食べすぎてしまうんです。

 

 

実際に、

Mはストレスでご飯が喉を通らず痩せたそうです。

 

わたしはお菓子、アイス、菓子パンを食べまくって太りました。

 

 

 

ストレスで太るのは当然アカンですけど、

痩せることに喜んでもダメなんですよ。

 

 

はじめにも言いましたが、

ストレスで増えるホルモンには筋肉を分解する力があります。

 

筋肉が減れば、その分脂肪が増えやすくなりますし、痩せにくくなります。

 

むくんで手足がパンパンにもなるし、

筋肉量が減ることで内臓を支えきれなくなり、お腹はぽっこり。

あと老けて見られるという良いことナシ。

 

 

当時はわたしもMを見て「ストレスで痩せるとか羨ましい」と思ってましたが、

今はもう羨ましいともなんとも思いません。

 

むしろ間違った痩せ方ですからね。

絶対に勧めません。

 

周りは「細い!」と褒めてましたが、

Mの身体は骨と皮しかないと思わせる状態でした。

 

決して羨ましがれるものではありません。

危険と判断すべき身体でした。

 

 

 

ストレスで痩せる人・太る人の違いは、

ストレスによって食欲がどう変化するかです。

 

 

やけ食いを繰り返したと思ったら、

何も食べられないのを繰り返す人もいれば、

 

食べ続ける人、まったく食べない人ともいます。

 

だからどんな人でも、どこにでも当てはまるんですよね。

 

 

 

どうしたら、食欲がコントロールできるか?

ですが、これはストレスとの向き合い方ですね。

 

 

ストレスを完全にゼロにすることはできないので、

うまく付き合っていくしかないです。

 

 

例えば、わたしのストレス発散法はこんな感じです。

 
 

 

あとは、仕事のストレスがハンパなくて

このままだと心が死ぬと判断してから、

すぐに退職を決意しました。

 

今は仕事を変えてストレスは激減( ̄∀ ̄)

 

 

こんな感じで、自分に合った方法でストレスを少なくしていくしかないですね。

 

 

 

友人たちと出かけた時は、会話の大半がグチで、

あーストレス溜まってるんだなぁと感じます。

 

 

ダイエットではどうストレスと付き合っていくかも、

結果に関わってくるので、

溜め続けるくらいなら発散させちゃってくださいな。

 

 

P.S.

 

幸福ホルモンですが、

何も甘いものを食べた時だけ出るわけではないですよ。

 

 

ストレスで甘いものを食べちゃう人ってのは、

脳が『甘いものを食べれば良い』と学習しちゃってるだけです。

 

 

だから、

食べ物以外でストレスを減らすことができれば、

自然と甘いものを欲しがる機会も減りますよ。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください