オリゴ糖はダイエッターの味方なのか?

こんにちは。ミヨです。

 

最近CMで「糖として吸収されないオリゴ糖〜♪」ってよく聞いたせいか、オリゴ糖について勉強したくなりました。っというかしました(^^;)

 

いや〜、以前だったら「マジで!?すぐ買お!」ってなってましたけど、今はちゃんと勉強して活用するか、どれだけ使おうかって考えるようになりました。

 

この思考、大切です(`・ω・´)

 

それは置いておいて。ダイエッターさんは、よく砂糖の代わりにオリゴ糖を使っているので、使おうかどうか迷っている方には丁度いいのではないかと思います。

オリゴ糖ってそもそも何?

オリゴ糖というのは、単糖がいくつか合体したものを指します。

単糖というのは、それ以上細かくならない糖のことで、ブドウ糖や果糖がこれにあたります。

 

だからブドウ糖や果糖がいくつか合体したらオリゴ糖になる。ということです(「オリゴ」とは「少し」という意味です)。

 

で、オリゴ糖といっても種類があります。

グルコース(ブドウ糖)+フルクトース(果糖)=フラクトオリゴ糖

グルコース(ブドウ糖)+ガラクトース=ガラクトオリゴ糖

グルコース(ブドウ糖)+グルコース=イソマルトオリゴ糖

 

このあたりがよく活用されているオリゴ糖ですね。

 

細かい違いはありますけど、共通する特徴は『低カロリー』『消化されにくい』『甘さは砂糖の半分程度』です。

 

オリゴ糖の嬉しい効果

オリゴ糖の大きな恩恵は、お通じを改善してくれることです。

 

『糖』という名前の通り、ご飯やパンと同じ炭水化物なのですが、オリゴ糖はわたしたちの身体では消化がされにくいんです。

 

それは、わたしたちの身体にオリゴ糖を消化する酵素がないから。

 

ご飯やパンなどの炭水化物は胃や小腸で消化されて吸収されます。

ですが、小腸で消化できなかったオリゴ糖は大腸にいきます。

 

ここでオリゴ糖のお仕事が開始されます。大腸にはたくさんの細菌がいます。

 

そのたくさんの細菌のうち、善玉菌のエサになってくれるんですよ。ご飯(オリゴ糖)を食べた善玉菌はどんどん増えて、腸の環境が良くなるからお通じが良くなる。

 

お通じが良くなれば、ダイエット(体脂肪ではなく、体重が減るという意味)、肌の調子も良くなるので女性には嬉しいことばかりです。

 

それでいて、砂糖よりもカロリーが低くて甘みもある。ダイエッターが使わない理由がありませんね。

 

今はドラッグストアでも簡単に手に入るようになったし、コーヒーや紅茶に入れたり、煮物に入れたりとレパートリーもあるので活用しやすいです。

 

だからといってたくさん摂ればいいわけじゃない

ただし、

オリゴ糖をたくさん食べていいわけじゃないですし、ダイエッターさん全員が使うべきものでもないです。

 

オリゴ糖を1日に20g以上摂ると、ガスが溜まったり、胃に不快感があったり、腹痛や下痢、むくみ といった症状が出ます。

 

またアレルギーをもっている人や、乳糖不耐症の人だとほんの少し(5g程度)で症状が出ることもあるんです。

 

いくら「お通じに良い」「ダイエット中におススメ!」でも、摂りすぎは身体に悪いし、体質に合わないのなら無理に使うべきものじゃない。ということです。

 

知らず知らずたくさん使っている

わたしも以前はオリゴ糖を活用してました。

 

でも、気づいたらたくさん使ってたんですよね(・・;)

 

っというのも、オリゴ糖は砂糖よりも甘みがないので、多めにしないと満足できないんですよ。

それにカロリーが低くて、お通じに良い話をよく聞くので、『たくさん使ってもいい』と考えてしまいます。

 

昔のわたしは、「カロリーが低いからたくさん使っちゃえ〜」ってやってました…

あはは( ´ ▽ ` )本末転倒。

 

カロリーが低い。太らない。ダイエット中に良い。

この言葉は使い過ぎ、食べ過ぎを引き起こす魔の言葉です…。

 

 

オリゴ糖は使いすぎに気をつけてもらえれば、活用していただいて大丈夫です。

目安は1日大さじ1杯。身体に異常がでないか、様子を見ながら活用しましょう。

 

お通じ改善の効果があるのは本当ですし。

 

ただ、「オリゴ糖は太らない」という悪魔の囁きは聞き入れないようにしましょうね。

どんな食品でも、食べすぎはアウトです。

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