あなたの姿勢は大丈夫?猫背ではキレイになれない!

あなたは今どんな姿勢をしていますか?
座っている時、スマホを触っている時、立っている時、歩いている時・・・。

背中が猫のように丸まっていませんか?

ふと気付いた時には猫背になっていた。こんなこと多いのではないでしょうか。

もし今あなたが体の不調を感じているのなら、それは『猫背』が原因かもしれません。

長時間猫背でいると、体に歪みがでたり、痛みや病気をもたらすとかがあります。猫背でいると体が太りやすくなります。

そして、見た目にもその影響がでてきます。実年齢よりも老けて見られてしまいます。

猫背を治したい。でも何が正しい姿勢なのかわからない・・・。
そんなあなたのために、今日は正しい姿勢を伝授します!

 

どうして猫背になるの?

どうして私たちは猫背になってしまうのか。
ずっと姿勢が悪かったから。姿勢を支える筋力がないから。

これも一つの理由ですが、ほとんどの方が以下の2つの理由が当てはまります。

・人は丸くなろうとする力が強い
・日常生活での偏った動作

 

まずは「丸くなろうとする力」が強いことから。

ちょっと実験してみましょう。
手をそのままでいいのでピン!と伸ばしてください。

そこからダラ〜っと力を抜いてください。

どうですか?指が丸くなりませんでしたか?

力を抜くと指が丸くなったのは、私たちのご先祖様が木の上で、生活していたときの名残らしいです。

普段から木につかまって過ごすのなら、ずっと力むよりも、少し力を抜いても落ちない方が断然楽ですからね。

それがヒトになるにつれて少しづつ手が広がっていったそうです。

なので、私たちが力を抜いて丸くなってしまうのは人間の構造上当たり前のことなんです。

ですが、わざわざ力を抜いて丸くなってエネルギーを使わないというのは、もう私たちには必要ないですよね?

猫背は私たちにとってあるべき姿ではありません。治すべきものなのです。

 

次は日常生活での動作を見ていきましょう。

私たちには必ず利き手があります。普段の生活で利き手を多く使って過ごしています。

それが体に負担をかけているんです!

右利きの人は右手を、左利きの人は左手をよく使います。どちらかだけを使い続けると、体が左右対称ではなくなり、体の負担となります。

これがコリとして現れます。

左右だけではありません。体の前後でも偏りがあるんですよ。

私たちは体の前で作業することはあっても、後ろで作業することってありませんよね?

前での作業は大体大胸筋を使っています。ほとんどの方は大胸筋がすでにこり固まった状態です。

 

この大胸筋と対になっているのが、肩から背中にある僧帽筋。

(3カ所とも僧帽筋です)

大胸筋がカチカチにこり固まっていると、僧帽筋が引っ張られて猫背や肩こりの原因になります。

どんなに肩を揉んでもこりが治らない!という方は、もしかしたら大胸筋がこっているせいかもしれません。

 

猫背の原因は細かくあげればまだあるのですが、もとの大きな原因はこの2つなので覚えておきましょう。
(人が力を抜くと丸くなるのはちょっとした豆知識ですね)

 

 

猫背が悪影響な理由

背中が丸まってるだけなのに何で悪影響なの?
こんな疑問思ったことありませんか?

子どもの頃、親から「背筋を伸ばしなさい!」と注意された経験がある方もいると思います。(私もよく注意されました・・・)

具体的に猫背がどう体に悪影響なのかみていきましょう。

私たちの頭の重さは約5kgあるといわれています。(5kgのお米を持ってみてください。あれが乗ってるということです。)

その頭を支えているのが首や肩です。正しい姿勢で支えていれば、負担はほとんどありません。

しかし、姿勢が悪いと5kgの頭を支えるために体のどこかが無理をしたり、5kg以上の重さを支えることになったりします。

体が無理をしてしまうと、首や肩のこりとして症状が現れます。背中が丸まった状態でいると、深い呼吸もできなくなります。腹部が圧迫されるので、胃腸の調子も悪くなります。

姿勢が悪くなればなるほど、体への負担は増していきます。例えば頭を前へ15度傾けるだけで、首や肩は12kgの重さを支えることになります。

30度なら18kg、45度なら22kg、60度なら27kg・・・


(画像参照:ストレートネックドッドコム)

スマホを触っているとき、あなたはどのくらい頭が傾いているか知っていますか?下を向けば向くほど、体への負担は大きくなっていますよ。

 

 

猫背で太るその原因

「猫背は太りやすい」こんな言葉聞いたことありますか?
これも猫背の悪影響なのですが、重要なことなので別項目として書かせていただきます。

猫背は太りやすい。これ本当です。
どんなにダイエットをしても猫背を治さない限り成功はありません。
(ダイエットは痩せた後維持するのが大変ですからね)

どんなに痩せているように見えても、猫背であれば体の中には脂肪がたっぷりあるでしょう。

そんな体になりたいですか?嫌ですよね?

体の中も見た目もキレイになることがこのブログの目的なので、猫背は治すべきものなのです。

猫背は背骨が曲がった状態。私たちの本来あるべき姿ではありません。

 

姿勢の悪さと体の内部は連動します。
姿勢が悪いせいで血管が圧迫されてしまい、身体中に血液が行き渡らなくなります。

血液が行き渡らない=栄養が運ばれてこない  ということ。体がどんなにエネルギーを作ろうとしても、栄養が運ばれてこないので代謝が落ちてしまいます。

代謝が落ちれば、あなたがどんなにダイエットを頑張っても成果は出にくいでしょう。

同じカロリーの食事をしても、代謝が低ければ、代謝が高い人に比べて太りやすいですよね?

栄養が運ばれないと代謝が落ちるだけではありません。

疲労を感じやすくなったり、集中できなくなったり、免疫力が低下したり、肌も荒れたり。と、いいことなんて一つもありません。

なのでダイエットを成功させるためには、猫背を治すべきものなのです。

 

 

猫背を治すといいことばかり

ここまで猫背の悪影響についてお話ししました。では、猫背を治すと今とどう変わるのか?これについてお話ししますね。

まず見た目の印象が変わります。
人は歳をとると背中が丸くなってきます。猫背で老けて見られるのはこれが原因です。

「背中が丸い=歳をとった人」のイメージがあるからです。女性なら、いつまでたっても若々しく見られたいのは当然でしょう。

そして、猫背の人は方がいい内側に入り、下を向いているように見えます。これが「自信のない人」のように見えてしまうのです。

猫背を治せば、背筋がピン!と伸びるので初対面の方でも好印象を与えられますよ。

 

ダイエットを頑張っている方なら今よりも痩せやすくなるでしょう。

「猫背では太りやすい」理由はもう話しましたね。その猫背を治してしまえば血液やリンパの巡りが良くなります。

正しい姿勢を維持すると無駄な脂肪もなくなります。

姿勢一つ変えるだけでダイエットのサポートになるのですから、ぜひ姿勢の改善をオススメします。

 

猫背を治すことで悪いことはありません。姿勢が良くなれば、見た目が好印象となり、体調も改善、メンタルにも好影響と良いことづくし!

では正しい姿勢ってどんな姿勢なのか?次から正しい姿勢を伝授しますね!

 

 

座・立・歩の正しい姿勢

先に説明しておきますと、これは私が独学で身につけたものではなく、きちんとプロの方が監修されたものです。

そして現在、私もこの正しい姿勢をマスターするために頑張っています!

座り方、立ち方、歩き方の正しい姿勢をご紹介します。

 

座り方編

1.足を床に対してまっすぐに下ろします。

2.お尻の下に手を敷きます。このとき手にゴリゴリと当たるのが坐骨です。

3.そのままの姿勢でかかとだけ上げます。

4.かかとを上げたまま、手を抜きます。このとき、坐骨だけで座ってるイメージで。

5.かかとを下ろして手を添えれば完成

 

立ち方編

1.つま先を揃えて立ちます。

2.つま先は揃えたままで、膝を開きます。

3.ズボンの内側の縫い目同士をくっつけるイメージで膝を閉じます。

4.膝を正面に向けた状態をキープして、膝を伸ばします。

5.膝の付け根が伸びるように立ちます。

6.この状態で一度猫背にしてから顔を上げます。

7.両手を開くように外側に向けます。その状態のまま胸で呼吸を3〜4回してください。

8.そのまま手のひらだけ返せば完成

 

歩き方編

1.まずは『正しい立ち方』からスタート。

2.みぞおちと下腹部に手を当てて、その2つの距離に変化が出ないようにします。

3.みぞおちの奥から、足をまっすぐ前に出すようにします。足は斜めに出さないように注意です。

(参考:eo健康)

 

 

初めは慣れないので大変ですが、練習をしていきましょう。

鏡なんかがあると自分の目で確かめられるのでいいですね。誰かに見てもらうのもいいでしょう。

これから正しい姿勢ををマスターして、いつまでも若々しくいられるようがんばりましょう!

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