BMIという言葉を聞いたことはありますか?
簡単に言うと、太っているか・痩せているかという肥満度を表す国際的な指標のことです。
太りすぎはもちろん、痩せすぎもキレイとはいえません。
でも、自分の目で見ているだけだと「私は太ってる!!」と思い込んでしまうのです。
そこで!
BMIを計算して数字にすることで、肥満や痩せすぎの状態がわかります。
さっそく、計算方法をご紹介しますね。
身長はcmではなく、mで計算するので注意です。
この計算方法は広く知られているのですが、私は少し使いにくさを感じます。
一気に計算ができないので、身長(m)の2乗を覚えておいて それから体重を割らなくてはいけません。
面倒なので、一気に計算する方法もご紹介します。
(上の計算式を並び替えただけですが(^^;))
これなら簡単に計算ができます!
わかりやすく例でやってみましょう。
[例] 身長 170cm 体重 60kg
170cmをmにします。
170cm→1.7m
あとは計算式に当てはめるだけ!
(一気に計算できるバージョンに当てはめます。)
60kg÷1.7m÷1.7m →20.7612457
数字はそんなに細かくなくていいので、20.8(切り上げました)で大丈夫です。
これであなたのBMIも出せるはずです。
で、この数字が肥満なのか、痩せすぎなのかという話ですが、
それも、表にしてわかりやすくご紹介しますね。
BMIが25以上なら肥満ということになります。
25以上だった方やそれに近い数字の方は25未満を目指しましょう!
ここで注意していただきたいのが、BMI18.5未満の方です。
表ではこのBMIの方は「やせ」となるのですが、これ「あなたはモデルのように痩せてキレイですよ!」という意味ではありません。
あなたの理想の体重よりも軽いため、体に不調が起こりやすいのです。
せっかくキレイになろうとしているのですから、健康的にいなくてはもったいないです。
18.5未満だった方は理想の体重に近づけましょう。
理想の体重がどのくらいかわからない。という方もいらっしゃるかと思います。
ここでもBMIが役立つのです!
標準のBMIの中でも、最も理想とされている数値はBMI22なのです。
この数値が病気にかかるリスクが少ないんです。
逆に、この数値から離れてるほど病気のリスクが高まるということになります。
これも計算で出しますが、簡単なのでぜひご自身の理想体重を知っておいてくださいね。
先ほどのBMIの例を使って計算してみましょう。
身長 170cmだと、
1.7m×1.7m×22 →63.58kg
これが理想体重です。
これからダイエットをされる方、もしくはダイエット中の方はこの理想体重というのを目安にしてくださいね。
ただ、このBMIで一つ注意していただきたいことがあります。
BMIは体重と身長のみで表した数字です。
なので、同じBMIの方でも健康に気をつけなくてはいけない場合があるんです。
例えばBMIが23でも
体脂肪率が高ければそのBMIの数字は当てになりませんし、
筋肉率が高ければ、BMIが25を超えていても肥満ということにはなりません。
BMIの数字だけを盲信せず、他の指標(体脂肪率や筋肉率)とも見比べて
総合的に判断するのがいいですね。
キレイになることと健康でいられることはイコールなので、「美」と「健康」を一緒に手に入れましょうね!
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